2014年7月29日火曜日

方言5 ちょす、ちょしこもっこ、ちょしぼっこす  2011年8月22日 記事

8月22日(月)

 今朝は涼しいのを通り越して寒いくらいの気温でした。長袖、長ズボンを着用するなどして体温調節を行ってください。 

 と書いていて、お昼を過ぎたらまたお日様が照りだして気温が上がってきました。今年の夏は(今年の夏も というべきでしょうか)、体調を崩しやすい異常気候です。こまめに衣服の脱ぎ着やエアコンで調節が必要ですね。
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 さて、旧水原町では夏祭りが始まっています。先週末、夜の旧街道筋を散歩したら、辻には提灯が掲げられ、家の前では紅白の垂れ幕と提灯が飾られていました。今日はメインストリートに夜店が出るそうです。もう夏も終わりですね。

今回は方言 「ちょす」 についてです。

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ちょす」 とは 「いじる」 という言葉とほぼ同義と思われます。

 用例としては 「おらのじでんしゃ(僕の自転車)ちょすなや(いじくるな)」といったところで、どうでしょうか。

 「ちょしこもっこする」 とは 「いじくりまわす」、「ちょしぼっこす」 とは 「いじくって壊してしまう」 と言い換えが可能です。

 小生が医師として一番注意しているのは、「患者さんをちょしぼっこしてしまわないように」ということです。

 良かれと思って、不要で苦痛の大きい検査や治療を行った結果、かえって寿命を縮めたり、生活に支障をきたしたり…そのような医師の独りよがりの診療行為は厳に慎むべきと考えます。

 検査結果や薬の情報、他の医療機関の情報を患者さんにわかるよう説明し、小生の医療の専門家としての意見を加味したうえで、患者さん本人の納得のいく解決法を選択していただく。

これが当院の診療スタンスです。ご周知のほど、よろしくお願いいたします。

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